自宅LANのPLCを交換、スループット計測!

自宅LAN内は、通常LANケーブルや無線LANなど使う場合がほとんどだと思います。
我が家のサーバはホームゲートウェイから離れた部屋にあり、数年前は無線LANで接続していました。

しかし、無線LANの電波が安定しないため、今までBUFFALOのUPA方式PLC「PL-UPA-L1/S」を使っていました。

年数も経ち、最近アイ・オー・データからHD-PLC方式の「PLC-HP240EA-S」というのが発売になると聞き、新製品を購入してみました。
ま、BUFFALOのはアウトレット品を安く買って使っていたので、珍しくちゃんとしたものを購入です

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写真左がBUFFALO、右が今回購入品。
本体の大きさ、そしてコンセントへ直挿しという点でもコンパクトです。
ためしに、PLC交換前後のスループットを「iperf」を使って計測してみました。
iperfサーバ側:CentOS
iperfクライアント側:Windows7 Pro

●BUFFALO PL-UPA-L1/Sの場合
————————————————————
Client connecting to 192.168.1.xxx, TCP port 5001
TCP window size: 8.00 KByte (default)
————————————————————
[172] local 192.168.1.xxx port 50049 connected with 192.168.1.xxx port 5001
[ ID] Interval Transfer Bandwidth
[172] 0.0-10.0 sec 25.3 MBytes 21.2 Mbits/sec

●PLC-HP240EA-Sの場合
————————————————————
Client connecting to 192.168.1.xxx, TCP port 5001
TCP window size: 8.00 KByte (default)
————————————————————
[172] local 192.168.1.xxx port 49298 connected with 192.168.1.xxx port 5001
[ ID] Interval Transfer Bandwidth
[172] 0.0-10.0 sec 24.1 MBytes 20.2 Mbits/sec


PLCがUPA方式からHD-PLC方式に変わりましたが、ご覧のとおりほとんど速度に変化なし
何回か計測しましたが、平均して20Mbits/sec前後の結果でした。

PLC本体にある速度測定機能も試してみましたが、LEDランプが2つ点灯(10Mbps~30Mbps)という結果でした。

PLC本体自体がコンパクトになったので、コンセント周りがスッキリした点では良かったかなと思ってます。

最近は無線LANの高速化・安定もあり、PLCの普及自体伸びてないですが、まだ商品自体は発売されてます。
無線LANの電波が届かない、という場合は試してみるのもアリかと思います。

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Posted by simoyan