REGZA Z1の修理

半年ほど前から、自宅で使っている東芝REGZA 42Z1の画面にオレンジ色の縦線がバーコード状にノイズみたいに表示されるようになりました。
地デジの放送やUSB HDD、LAN HDDに保存した動画を再生しても、同じ場所に出るわけでもなく、録画した番組の場合、現象が再現しないこともありました。
私感としては、速い動きをする時(カーチェイスや野球などのシーン)比較的発生する感じでした。
したがって、録画したデータがどうこうというよりも、本体に原因があると感じていました。
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東芝のサポートにTELし、本体の初期化も実行しましたが改善しませんでした。
幸い、家電量販店の長期保証中だったので(と言っても、購入して1年半ほどですが・・・)、修理を依頼しました。
当然、東芝から作業員の方が来ても現象が再現しない可能性があります。
事前にビデオカメラでTV画面を録画。現象が起きた瞬間の動画ファイル等を準備しておきました。
●訪問初日
まずは、揃えておいた動画データと画像を見てもらいました。
そして、実際にUSB HDDに録画していた同じ映画を再生しました。その場では再現しませんでしたが、事前に保存していた動画ファイルが役に立ちました。
作業員の方に確認してもらい、録画データではなくREGZA Z1本体の原因ではないかということを確認してもらいました。
しかし、この現象自体は見たことがないとのこと。
本体のメイン基盤に何かノイズが乗っているのではないかということでした。
REGZA Z1本体を修理で持って行かれることを覚悟していたのですが、メイン基盤の手配をしてもらい、翌日自宅で基盤交換となりました。
「明日(REGZA Z1の)中を見てもらえばわかりますが、ホントに基盤1枚で制御してますから・・・」とのことでした。
ちょっと、翌日が楽しみでした(笑)
●訪問2日目
昨日と同じ作業員の方が、基盤を持って来てくれました。
REGZA Z1の背面のネジを外して背面パネルを外すと、たった3枚の基盤が入っている状態!
作業員の方に了解をいただいて、撮影しちゃいました。
左からメイン基板、液晶パネル制御基板、電源制御基板とかおっしゃってました。
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メイン基板。
今回の交換対象となったものです。
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液晶パネル制御基板。
字のごとく、液晶パネルの制御をしてるんでしょう・・・。
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電源制御基板。
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通常、基盤が替わるので、USB HDDの既存録画データは見れなくなります。
作業員の方が、見えるように何やら細工をして下さいました。
本体側面の電源ボタンあたりとリモコンをコチョコチョと操作すると、基盤のOSメニューのようなものが出ていました。
基盤交換後に、microSDらしきものが挿入されたUSBリーダーをREGZA Z1側面のポートに差し込んでました。
旧基盤のデータを交換後のメイン基盤に書き込んでいたようです。
返却したメイン基板です。
ほんと、PCのマザーボードみたいですね。
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その後、USB HDDを取り付けると今までの録画データも問題なく再生することができるようになりました。
LAN HDDについては、ワークグループまでは引き継いでましたが、そのままでは認識してくれませんでしたので、手動で追加して作業完了。
交換作業は40分程度でした。
数日経過してますが、いまのところ問題なく動作してます。
Z1は、今のREGZAシリーズにないLAN HDDへの録画機能があります。
自宅にあるIT資産を有効活用できるわけです。
ビデオカメラで撮影した動画ファイルをNASにコピーし、簡単にZ1で楽しめたりできます。
今後も使い続けたいところです。

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Posted by simoyan