Windows Vista/7のAL-Mail32で、添付ファイルが開けない
その場合は、「AL-Treatment」をプラグインに追加すると正常に動作しました。(過去記事参照)
ところが、添付ファイルを保存せずに直接開く方法(過去記事参照)で行うと、うまく開けない場合がありました。
JPEG画像ファイルはOKでしたが、Office文書ファイルやPDFファイルがエラーになりました。
そこで、現象と回避方法を考えてみました。 [現象]
1. メール一覧添付ファイルのあるクリップをクリックします。 2. 添付ファイルを選択し、「開く」をクリックします。 3. 添付ファイルの種類によって、以下のエラーメッセージが表示されます。
●Wordの場合 ●Excelの場合 ●PowerPointの場合 ●PDFの場合 [原因]
AL-Mail32から直接添付ファイルを開く場合、「C:\Program Files\Almail32\Mailbox\temp」フォルダを一時保存領域として利用してファイルを開いているようです。
ところが、Windows Vista/Windows 7の場合、メールの保存先などが互換ファイルを利用しており、一時領域のtempフォルダが「C:\Users\ユーザ名\AppData\Local\VirtualStore\Program Files\Almail32\Mailbox\temp」に存在しています。
Windows Vista、Windows 7にAL-Mailをインストールした場合、「C:\Program Files\Almail32\Mailbox\temp」フォルダ自体が存在しません。
Officeアプリケーションなどの場合、このパスを参照できていないのが原因のようです。
JPEGファイルも、標準のアプリケーション以外に関連付けられていれば開けないのかもしれません。 [回避策]
「C:\Program Files\Almail32\Mailbox\temp」フォルダを作成し、フォルダのアクセス権を変更することで回避できました。
正しい方法か不明ですので、自己責任で・・・。
1. 「C:\Program Files\Almail32\Mailbox\temp」を作成し、tempフォルダを右クリックして「プロパティ」を開きます。 2. 「セキュリティ」タブを開き、「編集」をクリックします。 3. アクセス許可に関するウィンドウが開いたら、「追加」ボタンをクリックします。 4. 「ユーザーまたはグループの選択」が表示されたら、「選択するオブジェクト名を入力してください」という欄内に「Everyone」と入力し「OK」をクリックします。 5. 「グループ名またはユーザー名」欄に追加した「Everyone」が表示されます。
この「Everyone」を選択し、下の欄にある「フルコントロール」行の「許可」にチェックを入れて「OK」をクリックしてプロパティウィンドウをすべて閉じます。 6. AL-Mailを起動し、添付ファイルが直接開けるか確認します。
「C:\Users\ユーザ名\AppData\Local\VirtualStore\Program Files\Almail32\Mailbox\temp」には添付ファイルが保存されなくなりますが、念のため残しておきました。
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