Xperia Z5の内蔵バッテリーを交換してみる

Xperia Z5を2年半使っていますが、最近内蔵バッテリーの残量がすぐに減少するようになり、ついに20%切るといきなり電源が落ちるようになってしまいました。
そこで、内蔵電池を自分で交換することにしました。

楽天市場にあった、互換バッテリーを購入しました。
送料無料、ポチッとしてから2日で到着。素晴らしい!

まずは商品の確認・・・、ん、箱の名称がなぜか「Li-ion Battery For iPhone」!?
iPhone??
箱の中を確認すると、ショップの表示と一致していましたので、とりあえず作業にとりかかります。
交換する電池パックはこんな感じ。SONY純正「LIS1593ERPC」の互換電池パックと書いてあります。

後述しますが、ドライヤー以外に「シールはがしスプレー」と「接点洗浄剤」があると作業がスムーズです。
また、作業中は常に液晶画面が底部になりますので、本体に無理な負荷をかけて液晶画面を割るということのないよう注意して作業しましょう。
1.スマホの電源をOFFにして、SDカードとSIMカードを抜いておきます。

2.ドライヤーでスマホの背面カバーの周辺部分(4辺部分)に温風をあてます。
特に背面カバーの底部になる1辺を中心温めておきます。
私は4辺にドライヤーを5分程度あてて、触ったら熱くなっていたのでOKとしました。

3.吸盤を背面カバーに取り付けて剥がします。
この時、吸盤をできるだけ背面カバー底辺部からはみ出るくらいの位置にして作業すると、本体との隙間ができやすくなります。
隙間ができたら、ピックを差し込みます。
4.もう一枚のピックを使って、背面カバーの側面部分を剥がします。
5.背面カバーの3辺が剥がれたら、ゆっくり上に持ち上げます。
最後に上部の1辺を剥がします。
6.剥がした背面カバーの縁には両面テープが付いてますので、これをシールはがしスプレーを使ってキレイに取り除きます。
7.電池パックはスマホ本体と赤丸部分の端子で接続されてますので、購入した付属の工具を使って取り外します。
8.電池パックは両面テープで固定されています。
赤丸部分の両面テープの端を引っ張り剥がそうとしましたが、多分ちぎれてしまうと思います。
付属の工具などを使って、本体から慎重に剥がしました。
9.電池パックを取り外すと、スマホ本体に両面テープの残骸がありますので、シールはがしスプレーを使ってキレイに取り除きます。
10.購入した電池パック用の両面テープを同じ位置に貼り付けます。
電池パックの取り付けは、端子部分を先に接続し、次に電池パックを両面テープに接着するとスムーズにいきます。
11.背面カバーの両面テープをキレイに取り除きますが、カメラレンズ部分は以前の両面テープを流用しています。
また、赤丸の端子部分はNFCの端子部分と思われます。シールはがしスプレーが付着していたので、接点洗浄剤を使ってキレイにしておきます。
12.背面カバーに購入した両面テープを貼り付けます。
購入した商品の両面テープは、ちゃんとサイズが合っていて一発で貼り付けできました。
13.スマホ本体に背面カバーを貼り付ける前に、充電できるか確認しましょう。
充電OKであれば、背面カバーを貼り付けます。
NFCの端子があった付近を、洗濯バサミを使って一晩しっかり接着します。
この作業をしてない購入者が、「電池を換装したらおサイフケータイが使えなくなった」と言ってるのだと思います。
※写真では1箇所だけ洗濯バサミを使ってますが、4辺とも接着するとより良いと思います。

以上で作業は終了です。
あとは、どの程度電池が保つか、おサイフケータイは正常に動作を維持するかを今後追記していこうと思います。

●追記
2018/07/09
スマホで重いゲームをしていても以前は一瞬で減っていましたが、交換後は粘って消耗するようになった気がします。
おサイフケータイもコンビニで使いましたが、反応が遅くもなく正常に動作しました。

2018/07/14
交換後、1週間経過。
2度目のおサイフケータイ利用も問題なし。
バッテリーの減り具合も、交換前に比べて明らかに少なくなりました。
90%くらい充電した状態で翌朝確認してみても、88%とほぼ減少してない状態で安定していると思われます。

2018/08/11
交換後、1ヶ月経過。
本体の動作、おサイフケータイ利用も問題なし。
重いゲームをすると本体が熱くなりますが、バッテリー交換前と同様の症状なので特に気にせず。

2018/11/08
交換後、3ヶ月経過。
バッテリーの安定。
使ってなかったBluetoothも問題なく動作することを確認。

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Posted by simoyan