ユーザからの依頼で、Windows Vista SP1にウイルスバスター2008のインストールを実行。
CD-ROMを挿入すると、「このOSで利用するにはこのプログラムには問題がある・・・」といったようなメッセージが表示された。しかし、パッケージは2008だし、Vistaにも対応だし・・・。
そのまま「インストールを実行」してしまいました。
この時点で、SP1だとダメではないか、ということに気がつきませんでした・・・。
インストール終了後、タスクトレイにウイルスバスターのアイコンが表示されるものの、サービスが開始しない・・・。(^^;;
ウイルスバスターの管理画面も表示せず。「UfSeAgent.exe」がエラーとか表示される状態。
ここで、トレンドマイクロのホームページにアクセスして最新バージョンを確認。
すると、「Vista SP1に対応しています」との文字が・・・。(゜ロ゜;)エェッ!?
ここで気づきました。「このパッケージのバージョンは、Vista SP1には対応してない」と・・・。(T.T)
http://www.trendmicro.co.jp/download/product.asp?productid=62
最新バージョンをダウンロードして上書きインストールを実行したところ、既存のウイルスバスターが入っているためインストールできないと表示される。
メッセージにしたがい再起動をしてもアンインストールも正常にできない状態に陥る・・・。
仕方なく、ウイルスバスター削除ツールをダウンロードして実行。
http://esupport.trendmicro.co.jp/supportjp/viewxml.do?ContentID=JP-2062915
ところが、この削除ツールがくせ者でした!
ウイルスバスターの強制削除後OSを再起動すると、インターネットへのアクセス自体ができなくなりました。(笑)
TCP/IPの設定を確認すると、なぜか「デフォルトゲートウェイ」だけが空欄に変わっていて、何度入力しても空欄に戻る始末・・・。ユーザさんのネットワーク環境、固定IPなので。DHCP環境だと大丈夫だったのかも。
このあたりから、かなり焦ってきましたが、「システムの復元」があることを思い出し、ウイルスバスターのインストール前のポイントに復元。ネットワークも正常に。C=(^◇^ ; ホッ!
再度、最新版のウイルスバスターをダウンロード、インストールを実行。正常に起動。
市場に出回っているパッケージにはVista SP1に対応していないバージョンもまだまだありそうです。
いま考えると、SP1に対応しているパッケージは箱に「Vista SP1対応」とかのシールが貼ってあったような気もします。インストール時には要確認ですね。
Vista SP1にウイルスバスター2008がインストールできない
投稿日:
執筆者:simoyan